高血圧と塩分の関係

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■ 高血圧と塩分の関係 ■

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日本人は1日平均12g〜13gと
かなり食塩をとっているという統計があります。


食塩の主成分はナトリウムで、
ヒトが海から陸上生活に進化する過程で、
体内にナトリウムを保持するため
腎臓からのナトリウムの流失を防ぎ、


血圧や海水と似た血液の環境を維持するシステムをつくりあげましたが、
陸上での塩分の摂取の増加にともない
高血圧という病気を生じるようになりました。


日本人の高血圧の3〜4割の方は食塩をとりすぎると血圧が上昇し、
減塩で血圧が低下する食塩感受性高血圧であり、


他は食塩の増減でも血圧の変化の少ない
食塩非感受性高血圧ということが分かっています。


この体質は遺伝するとされていますし、
食塩感受性に関係するとされる遺伝子多型もいくつか発見されています。


食塩感受性高血圧の方では夜間高血圧になり易く、
心臓肥大を来たしたり微量蛋白尿などの腎臓障害になりやすく、


心血管事故率が食塩非感受性高血圧の方に比較して
2倍になる!?とも報告されています。


今のところ食塩感受性かどうかの
簡単な標準的検査方法はありませんが、


高血圧の方でも以下に該当する方は
減塩を試みる意義が深いと思われます。


・減塩を試してみて血圧が低下する方や、
  塩分をとりすぎた時に家庭血圧が上昇する方
・24時間血圧測定で夜間高血圧のある方
・微量蛋白尿がある方
・利尿降圧薬が著効する方
・食塩感受性が高まるとされる高齢者の方、糖尿病や肥満の方、腎機能障害がある方
減塩の程度については主治医の先生の指示に従って下さい。

減塩の具体的な方法についてはこちら
→ 

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