高血圧の恐怖とは

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■ 高血圧の恐怖とは ■

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心臓病や脳卒中になりやすい

血管を流れる血液の圧力が高くなると、つねに血管に刺激がかかって、動脈(酸素を届ける血管)が傷みやすくなるのが、大きな問題なんだ。それと同時に、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓だから、心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなるんだね。つまり高血圧は、血管や心臓に障害をもたらすんだよ。

●心臓や血管等の病気(循環器病)の危険因子
高血圧
喫煙
高コレステロール血症
糖尿病
高齢(男性60歳以上、女性65歳以上)
若年発症の心血管病の家族歴 等

 高血圧の状態が続くと、たとえば、心臓は過重労働に対応しようと心筋をふやし、大きくなるんです(心肥大)。また血管(主に動脈)は、高い圧に負けまいとして壁を厚くする。高い圧力によって血液の成分が動脈の内壁に入りこんで、それにコレステロールが加わるなどして動脈硬化を起こしてくるんだな。
 動脈硬化は全身に起こり、血液の流れを悪くするが、とくに多くの血液を必要とする臓器である脳や心臓等に、害が及ぶんだ。
 心臓の筋肉に酸素と栄養を運ぶのは冠動脈(冠状動脈)と呼ばれる血管だけど、これが硬くなると血液の流れが滞り、そこに血のかたまりができやすくなる。こうして血管が詰まって心筋が血液不足になるのが、虚血性心臓病(狭心症や心筋梗塞)なんだよ。
 いっぽう、脳の動脈が硬くなると、心筋梗塞と同じようなプロセスで脳梗塞が起こってくるんだ。また、硬くなった細い血管はもろくなるんだ。そこに高い圧力がかかると脳の血管が破れて、出血が起こる。これが脳出血だね。脳梗塞と脳出血など、脳の血管の障害が原因となって脳が正常に働かなくなるのを、脳卒中というんです。虚血性心疾患と脳卒中、どちらも、一度に大きな発作が起こると、命にかかわることがある、おそろしい病気なんだよ。



腎臓にも負担がかかってくる

 心臓病や脳卒中の陰に隠れて意外に知られていないけれど、腎臓も動脈硬化の影響を大きく受ける臓器なんだよ。腎臓は、血液の中からいらない老廃物や有害なものを濾過してとりだし、それを尿にして体外に出すという働きを持っている臓器だ。そのため腎臓の本質部分は、毛細血管のかたまりのようになっているんだね。だから、動脈硬化が起こって血液の流れが悪くなると、腎臓の働きはぐんと落ちてしまうんだ。
 高血圧の治療が進んで、昔にくらべれば腎臓病になる確率は減っているものの、高血圧の人が長生きするようになっている。そのため、今でも人工透析を受けている人の原因の第3位も高血圧などによる腎硬化症(2002年/不明分を除く)で、1993年からの10年間に2.5倍に増加している。




放っておくと

動脈硬化 ⇒ 放っておくと ⇒ 心臓病・脳卒中 ⇒ 放っておくと ⇒ 最悪の場合、死亡


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